ペッカーのセルフライナー
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『オルケスタ・デル・ソル、21世紀最初のアルバムは新しいヴォーカリストAYUMIを迎えて、なにか新しいことを?面白いことを?のコンセプトをキューバン・テイストで・・・』
こんな感じで創り始めました。かなりコンセプトにはかなっているのかな? いつものように大笑いのうちにできちまった(笑)感じです。 勿論、まじめな部分もありますが・・。 まぁ固くならないで、ニコニコして聴いていただきたいと思います。 このアルバムを創ることに協力していただいた全ての方々に感謝します。ありがとうございました。そして世界が平和でありますように・・・。 それでは、それぞれの曲の解説を思いつくままに書いてみます。
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1. SOLO VIVO POR TI - ソロ・ビボ・ポル・ティ mp3(872K)
新加入のヴォーカル、AYUMIの声質が曲調とよくマッチしてます。せつない女心がよく歌えています。AYUMI余裕の熱唱です。 |
2. CARCAJADA - カルカハーダ mp3(876K)
大笑いバンド、デルソルでなければ在りえない曲です。笑うという事がいかに素晴しく、そして生きていく上で大切な事かを明るく演じきっています。 っが、わりと深いかも?この『カルカハーダ』を聴きながら、みんなで赤ちゃんだった時のあの純真な笑いを取り戻しましょう。ある意味で、癒し系の曲かも? |
3. YO SOY LA RUMBA - ジョ・ソイ・ラ・ルンバ mp3(884K)
マチートの名演が有名ですが、ソノラ・ポンセーニァのもかなり良いです。へんな話しですがこの名曲を21世紀になってカバーしたのはデルソルが最初ではないでしょうか? う〜む!変な話しですが・・? |
4. OH! LA LA LA - オー!ラララ mp3(884K)
ロマンチック(古語かな?)な香りが漂うんだけど、どこかコケティッシュな味もはいっていて、これまでのアルバムにも必ず1曲はこんな位置づけの曲があったなぁ、って曲です。 たとえば『あの日へ』とか『プルクタ』とか・・。 |
5. HANABIRA - ハナビラ mp3(876K)
AYUMIが作詞し、歌ってます。これまでのデルソルにはない魅力がでています。 チョっとブラジリアンかな?いい曲です。 |
6. POR ESO NO DEBES - ポル・エソ・ノ・デベス mp3(864K)
アルバムで唯一のバラードで、キューバを代表するリズム「ボレロ」で演奏されてます。AYUMIのかすれ気味な魅力あるヴォーカルが聴きどこです。アルバムの中で一番キューバらしいかも。 |
7. YA! FUERA DE MI LADO - ジャー!フエラ・デ・ミ・ラド mp3(876K)
意味深い歌詞がついています。『こちら側からでていけ!』という解釈ですが誰にいっているんでしょう?この曲をレコーディングしたのが6月、世にでるのが年をこえた1月、ちょうど時期的にその真ん中に起きた世界的にショッキングで大悲惨な事件を歌っていると取る人もいます。 そうです、誰に向かって歌っているんでしょうか? |
8. PONTE A BAILAR - ポンテ・ア・バイラール mp3(876K)
ダンスしませんか?踊ろうよ!シンプルです。なんのひねりもないところがひねりかな? |
9. MONROE WALK - モンロー・ウォーク mp3(888K)
選曲ミーティングで『なにかカヴァー曲を?』のリクエストから浮かび上がったのがこの曲です。作者は友人でもある南 佳孝さんで、デルソルとも縁が深い方です。いろんな方に歌われているポピュラーな曲ですが、女性が歌ったのは聴いたことがありません。われらのAYUMIが歌うとどうなるのか?興味シンシンでしたが、パンチの聴いたアレンジと共にいい感じにできてます。 |
10. MARIA CARACOLES - マリア・カラコレス mp3(884K)
「モザンビーケ」の往年の名曲です。ゴリゴリの「モザンビーケ」のノリとデルソルならではの楽屋ネタをそのままやってしまいましたって感じはいかがでしょう?メンバー内では大受けしてる曲です。 作者のペジョにはハバナですごく良くしてもらい、デルソルの何人かにとって昨年の彼の訃報は大ショックでした。いい先輩でした。デルソルはライヴでこの曲をかなり前に演ってたのですが 今は亡きペジョに対する畏敬の思いを込めてこのアルバムに収録させてもらうと共にこのアルバムを彼に捧げます。 |
11. CARCAJADA//Moumantai2 - カルカハーダ//無問題2 リミックス mp3(904K)
今流行りのリミックスです。で、セルフ・リミックスです。サルサのリミックスはパターン・ミュージックなのでやりやすいほうかも?日本語のラップはラップ初挑戦の岡村隆史さんです。録音のとき、はじめは緊張していましたが、カンのいい彼は3、4回のテイクで、もういきいきとラップにはまってました。岡村さんのラップ・デビューがデルソルのリミックスというのも面白いです。 広東語のラップは香港のアクション俳優、サム・リーさん。彼もいい味だしてくれてます。すでにラップのアルバムも出されているとか・・。このリミックスは岡村さん主演の映画『無問題2』のエンディング・テーマになってますので映画館でも聴けます。香港が舞台の映画で面白そうです。 スペイン語、日本語、広東語、なんでもありの問題無い!無問題!モーマンタイ!笑いは世界をひとつにするってことですか?カルカハーダ!いい曲ですよ。 |
ペッカー/オルケスタ・デル・ソル
PECKER / ORQUESTA DEL SOL |